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2007年08月16日
8月太鼓台
尋常でない暑さが続く。6日には東京・青山で故宮本顕治元日本共産党中央委員会議長の葬儀に参列、献花。不破哲三さんの自主独立の党路線と二つの覇権主義と闘った故人の業績を述べる弔辞をかみしめた▼9日は党創立85周年記念講演会。志位和夫委員長が「参院選の結果ー政治の展望と日本共産党の役割」、不破哲三さんが「日本共産党史85年と党発展の現段階」と題してそれぞれ1時間、こちらはCSテレビで聴いた。戦後政治史の中での日本共産党躍進の二つのピークを両演者はそれぞれ語った▼1970年代のピーク時について一言すれば、何よりも60年代から70年代へかけての目を見張る党建設、組織勢力の前進があった。綱領路線を確立し赤旗読者が増えたことが実を結んだ▼90年代はソ連崩壊を、巨悪が倒れたと評価した日本共産党の健在。そして様々な色合いをもちながらも市民運動が力を発揮する時代が819万票(98年参院比例)の支持を日本共産党に集めた▼いま21世紀に入ってまちつくりや暮らしを自分たちの手でよくしていこうという市民の活動は表面では見えにくくても90年代より遙かに広く深く進んでいる。参院選挙で有権者がつかんだ1票が政治を変える実感と自信。ここで「政治と理論の上でも組織の上でもより強く大きな党」建設が進むならば、どんな未来を切り開けるか。(民主香川8月19日号から)
投稿者 はねだ鉱造 : 2007年08月16日 14:53