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2018年05月16日
5月太鼓台
太陽光発電設置計画があちこちで住民と不協和音を発している。区画整理された水田の一角にコンクリートの足をつけた設備ができていたり、池に浮かんでいたり。農業委員会はなにしてるんだろう▼不法投棄された産業廃棄物撤去でがんばった豊島では住民が反対の声を上げている。きいてみると、産廃が埋まっていて地盤が軟弱な場所に発電設備を作りたいと説明会が開かれた。景観も土砂崩れも心配だ、という▼身の回りでも町つくり計画とはなにも関係がない。地域の電気代ともかかわりはない。だれの利益になっているのか、再生可能エネルギーという美名だけが空を飛んでいるみたいだ▼どうやら開発しにくくて遊ばしていた土地や買い手のない農地に投資してお金を産ませるのが目的で不動産屋さんや大きな住宅会社がつくった子会社が主人公。経産省の承認をとれば、なんの規制もかからない。自治体の考えや地域の意向は考慮の外で、やっと去年から業者名が公表されることにはなったが、名前を聞いてもどこの誰だかよくわからない。ちょっと待ってというまえに出来上がっているというのが実情だ▼地域の声がちゃんと上がっている豊島のようにはなかなかいかない。反対だけですむわけでもない。地域にどんなメリットを作れるか。わかりやすい再生エネルギー利用法案を作らせる。政治を変えて原発よさようなら。電気を住民の手に.(民主香川から)
投稿者 はねだ鉱造 : 2018年05月16日 20:31