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2017年12月14日

太鼓台(2017・12)

「北朝鮮ミサイル想定・県内初の避難訓練」(四国新聞、10日付け社会面)、香川大学林町キャンパスで9日朝、地域住民や学生、防災士養成受講者ら250人が参加した。Jアラートが鳴ったことにして建物に逃げこむ。身をかがめて頭をおおう写真付きの記事だ▼国と県、高松市などが主催した訓練は、“ミサイルが破壊されました”で終了した。「迎撃できるはずがない」とか「こんなことをしてなにになるんや」の声が上がっていたと、参観者の一人樫昭二県議。「何をしても無駄という人もいるが……」と記事にも地域の人の談話がある▼『12・8 日米開戦とJアラートが鳴る現在(いま)』という催しが午後から開かれた。高松空襲体験者から若い教師たち30余人が参加した。朝の訓練について「大げさすぎる」、「政府がアメリカと一緒に煽っているだけ」。空襲を受けた人からは「意味がない。とくに核兵器ができたから」「なんの役にもたたない」と厳しい▼同じ四国新聞の3面に「米朝に核使うな。外交的解決を」と被爆者・サーロー節子さんが訴えたと大きく報じている。平和賞授賞式控えてオスロの記者会見だ。避難訓練させる日本政府には物言わぬ新聞のせめてもの意地か。忖度はやめてJアラートは笑い飛ばそう。そして一言「戦争を永久に放棄したわが憲法9条を守れ」。(民主香川から)


投稿者 はねだ鉱造 : 2017年12月14日 10:20

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