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2017年11月16日
17年11月、太鼓台
18歳、総選挙ではじめて投票した有権者を持つおかあさん。「いまの子は小学生から多数で決まったことに従うことにならされている。で私、子どもに候補者のいってることを項目ごとに比べてみなさいね」。そしたら書き比べて「テレビと全然違うよ」▼テレビは14年総選挙より「放送時間増えたが、争点深掘りなし」(毎日新聞、11月9日)と報じられている。注目選挙区など話題優先、ワイドショー型で有権者の判断に必要な情報が少なかった▼いま安倍総理、自民党が憲法9条にねらい定めて改憲発議をしようとしている。市民と野党の共闘が掲げた総選挙の対決点、安保法制廃止をあっさり裏切った希望の党一派、玉木共同代表らの言動が9条こわし役を果たしていないか▼「安倍9条改憲NO? 憲法を生かす」3000万署名。「私は戦中派、戦争はぜったいだめ」とペンを強く握って一字一字書く。その一筆一筆の積み上げが発議を止める力になる▼希望はどこにある。候補者の意見を項目ごとに書き出す18歳の鉛筆にある。戦中派のみなさん、この70年平和の日本をつくってきた働き者のおかあさん、おとうさんたち。あなたが作ってきた歴史、戦死者を一人も出していない日本を、あなたの言葉でプレゼントにして新有権者になった、これからなる若者たちに渡そう。世界に9条を広める希望が膨らむではないか。(民主香川から)
投稿者 はねだ鉱造 : 2017年11月16日 08:03