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2017年08月10日
8月(2017)、太鼓台
お盆がきた。私事ながらこの夏にお別れした方たちのことを記させていただきたい。大往生された三人である▼虎丸文夫(琴平)こと詩人・作家大波一郎、6月24日90歳だった。新聞記者仲間であるが、つきあいはお互い退職後のこと。彼は豊島産廃事件のころ香川県庁記者クラブにいた。反省の弁を聞きながら豊島に通った。「詩人 日柳燕石」という大作がある。燕石終焉の地、柏崎の取材も途中まで一緒だった▼前場春夫(丸亀)、7月30日83歳。民主主義の根本、選挙は歩く、歩いて歩いて積み重ねる。足でたたかうの元締めである。「前場のおっちゃん、焼き肉で汗流そう」、若い弟子がつぎつぎ育っているから安心して任して……横着者の私がいっては説得力ないが▼三宅正瞭(まさあき、坂出)、昭和6年生まれ。7月7日逝去。民進党顧問。「安倍の改憲の意図は、アメリカいいなりの自衛隊づくりにある。改憲阻止のたたかいに求められるのはサッカーのゴール・キーパーだ。球をけられたらなんとしても止めねばならない。改憲攻撃は、命にかけても跳ね返す」(「私たちの遺言・戦争体験を語る」、坂出9条の会など)▼まもなく8・15、高松では映画「美ら海を未来へ」上映とトーク。瓦町駅ビル8階多目的スタジオで13時30分から予定されている。これまでにない新しい時代をつくる一歩になる夏、予感がする。 (民主香川から)
投稿者 はねだ鉱造 : 2017年08月10日 07:34