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2014年11月13日

14・11月太鼓台

「秘密保護法廃止せよ」、こだわって6の日行動を続けている。毎回なにかのサプライズがある。11月はフクロウを飾った手作り風帽子の女性。渡したビラを見ながら「これ以上税金をあげられたら暮らしていけない。日本には大金持ちやもうけている大企業があるのにそこからはとらない。この政治はだめよ」と声をかけてくれた▼「これ以上」どころか、現状でも年金減額、介護保険改悪で、なにかことが起こればたちまち生活は成り立たなくなる。「母を介護していた父が倒れ、その最中に母が転倒して車椅子に」。知人のケースだが、ここから凄まじい貯金の取り崩しがはじまる。もし一方が亡くなると年金が激減、介護認定切り下げが追い打ちをかける▼地域包括ケアという、高齢化に見合う生活支援サービスがある地域体制つくりがすすめられている。住まいがあって安全、安心、健康な暮らしのため医療、介護に福祉もまかせてという。ところがそれに頼るにはまず自助、自己負担といういまの福祉切り縮めのなかでは、おカネがなくなればたちまち生活が崩壊する▼11月3日は日本国憲法公布の記念日、ここは二五条「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を守らせる。福祉、社会保障、および公衆衛生の向上、増進という二五条が定めている国の仕事に立ち戻ってもらおう。地域包括ケアのすすむ道はそれしかない。 (民主香川、11月16日付け太鼓台)

投稿者 はねだ鉱造 : 2014年11月13日 18:57

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