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2014年09月18日

太鼓台(14・9・21)

秋たけなわ。茸がおいしい季節だが人の世では毒茸がにょきにょき、ヘイトスピーチまがいのあやしげな茸が目や耳にしつこい▼朝日新聞たたき。弱みにつけこみ、同業の大新聞、新潮、文春という週刊誌大手がここを先途と騒ぎ続ける。従軍慰安婦、吉田調書。総理、閣僚までが口を出す。「責任をとれ」、「世界に取り消せ」と▼3・11・原発事故についていえば必要な事実がきちんと公開されてこなかった。そこに報道をめぐる問題の中心がある。ことが明らかになれば原発再稼働をすすめられるはずがない。だから都合の悪いことは見せない。従軍慰安婦、この際歴史にほおかむりしておこうとしてないか▼口いっぱい、言いつのるという手口で、押し切る。あることないこと「弱み」に仕立て上げてせめる。自分たちが握っている情報を都合よく使う。こんな世の中になっていないか。秘密法先取りのいかがわしさだ▼丸亀市議会で議長不信任から6月議会が流れた。結局辞任した元議長が「通信」を出した。4月から8月にかけての議会内のいざこざをいいたい放題に書いてある。正常になった議会ではちゃんと市民の声に耳を傾けてもらいたいのだが、「誰それが憎たらしい」だけが聞こえてくる。「定数削減をめざす」と民主主義を切り縮める政策だけは太字である。主権者・丸亀市民からするとこれも毒茸の一種だ。(「民主香川」から)

投稿者 はねだ鉱造 : 2014年09月18日 06:13

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