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2012年10月18日

太鼓台(12年10月)

まちは総選挙ムードである。ポスターが一気に張り出された。民主は何回目かの張り替えである。自民は新人がそれなりに工夫したデザインだ。共産党以外はどのポスターも政策、原発も消費税もオスプレイも、有権者の願いは書いていない▼マスコミは世論調査結果をつぎつぎ報じる。民主は落ち込み自民が急上昇だという。身の回りでも自民は元気そうだ。ポスターの家張りも結構増えている。前の総選挙で有権者に見放された自民がどうしてここで復活するのか。それはだれの利益になるのか▼お化け世論には演出者がいる。メディアの振り付けでまちも踊り出しているように見える。踊りはけっこう身近まで迫ってきている。手をこまぬいていていいわけがないのだが、メディアのもつの宣伝力の前に切り返す手段は?▼ある。橋下・「維新の会」の支持率が急落したのは第三極とやらをめざす連中の内輪もめだけが原因ではない。心ある有権者の、とりわけ大阪のたたかいがあるからだ。「いまの政治を変え、橋下・『維新』とたたかう」(日本共産党大阪府委員会のパンフ、百円)が勢いよく広がっている。「大正区だけでも一万部を」「大阪全体で八十万部普及しよう」とか声が上がるほどの人気パンフだという▼ハシゲからアベとさまよえる花々よ。よるべなき数多くの花々よ。迷わず春に先駆ける確固とした花・大輪を十八輪以上咲かせるなら紫陽花革命は全国に広がる。 (民主香川から)

投稿者 : 2012年10月18日 18:13

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