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2009年12月16日

09・12月  太鼓台

内海ダム再開発視察 国交相見直し要請 知事拒否、現行計画を主張 四国新聞の十三日付け一面トップの見出しである。真鍋知事がやるのだという現行ダム計画はお金をかけて巨大なものをつくればいいという発想としか思えない。「見直し」要請に素直に応じた方がよい▼巨大なものをつくれば地元が潤う。自民・公明政治が長年やってきたことだが、ムダな大型開発の見本がこの計画である。現場を冷静に見たらだれだって「何でここに?」と思う代物が内海ダム計画である。この計画ばかりは一度いって見ることが何よりだ。地元住民の粘りが政府や裁判所の目を引かせている見本でもある▼丸亀市では小中一貫校をつくるのだといって綾歌町にある三つの小学校と一つの中学校を一つにする。今時はやらない大規模校に建て変えようと計画している。市長が「むしろ旗が立っても学校統廃合やるんだ」といった通り事態が進められPTAや住民は困まっている。合併特例債を六十五億円かけるという▼合併した周辺部の住民からはなにを取り上げてもいいのだと思っている。総選挙でノーの審判を受けた小泉流の「改革」になおもこだわる首長には住民の意向を形にして示すしかない。 (民主香川から)

投稿者 : 2009年12月16日 11:30

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