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2007年05月19日
太鼓台5月 民主香川5月20日号から
5月は憲法の月。この5月に靖国派の安倍晋三総理が率いる内閣は9条つぶしに的を絞った「改憲手続き法」を強行した。自民・公明の与党に民主党が手をかした▼まず軍事、北朝鮮のミサイルを新聞、テレビが大きく報道する。アメリカが一言いったらレーザー技術を開発して北のミサイルを打ち落とすためと巨額な国家予算がつぎ込まれる。9条の歯止めがあっての話▼4月18日、高遠菜穂子さんが9条の会・丸亀、善通寺の講演会でイラク戦争の現状を話した。「今日も米兵5人が戦死した」と日本のテレビは報じるがイラク人市民が何人殺され、遺体がどう扱われているかはまるで知らされない。高遠さんは現地から手に入れたイラク人の数え切れない無惨な遺体を映像でみせ、事実をきちんと抑制のきいた言葉で伝えてくれた▼靖国派のめざす「美しい国」はアメリカの戦争に加わって加害者となる。それだけでなく「戦前・戦時の国のあり方に戻したい。歴史から縄文・旧石器時代も消してしまいたい」特殊な考えを日本社会に押しつける靖国派▼憲法記念日を中心に香川では4月29日には観音寺・9条落語会に三百人が参加。3日は二百人が集って9条の会多度津が誕生、高松で講演やピースウォーク、連日、共同センターの行動や街頭宣伝、文化人9条の会が発足目の前と。「憲法の前途は草の根の力関係でこそ決まるのです」(不破哲三さんの岐阜講演)。
投稿者 はねだ鉱造 : 2007年05月19日 13:43