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2007年05月15日
丸亀市議団が舟券売場で国土相に申し入れ
香川県丸亀市の綾歌市民総合センター(綾歌町)に隣接して場外舟券売り場が計画されている問題で日本共産党の丸亀市議団(高田重明団長)は十一日、国土交通省四国運輸局に申し入れをしました。
日本共産党の笹岡まさる衆院比例四国ブロック候補、近石みち子参院香川選挙区候補、白川容子県議、刎田鉱造元綾歌町議らが同席。四国運輸局から竹田規央海事振興部長らが応対しました。
申し入れは「建設計画地は、総合支所の敷地内であり、地元自治会などから計画撤回を求める署名運動がすすんでいる」として、「設置手続きでは、地元住民の意志が反映されるよう民主的手続きが大事であることが確認されている。住民の意志ははっきりしている。国として認めないように」と求めています。
竹田部長は「設置は許可制となり、地元自治会、町内会の同意と首長の同意、議会の反対意見がないことが絶対条件。そのうえで設置基準と照らし合わせることになる。要望があったことは本省に伝える」と答えました。
高田市議団長は「今後のまちづくりはみんなが参加して、責任を市がどう果たしていくかが大切。特に合併で綾歌は職員を減らす一方で舟券売り場を持ってくる。そういうやり方に地元の反感がある」と発言。刎田元町議は「地元の意思は署名で明確。支所のなかに売り場をつくっていいのかということ」と理解を求めました。(しんぶん赤旗・5月12日付けから)
国土交通大臣
冬柴 鐵蔵 殿 日本共産党丸亀市議団
団長 高田重明
丸亀市の場外舟券売場計画についての申し入れ
昨年度より丸亀市は丸亀競艇場の場外舟券売場(オラレ)を綾歌町総合市民センター敷地内つくる構想をすすめています。このことについて以下の現状をふまえ、この場外舟券売場(オラレ)計画を認めることがないよう申し入れるものです。
建設が計画されている場所は丸亀市の総合支所である綾歌市民総合センターの敷地内で、同センターに隣接しており、総合センターの2階には丸亀市綾歌図書館があります。計画地の前の道路は中学生らの通学路であります。また南側は琴電を挟んでアイレックス(総合文化会館)があります。
これらのことから綾歌町内の中学校はじめ3小学校、幼稚園、保育所、子ども会育成部から反対の動きが始まり、地元自治会、コミュニティーを含めた形での計画撤回を求める署名運動がすすめられいます。また反対を訴える数多くの立て看板が立てられています。
4月27日時点で4400筆を超える署名が新井丸亀市長宛に提出されています。地元烏田自治会24世帯のうち19世帯52人が署名に応じていると設置反対連絡協議会は発表しています。
3月月23日、27日の衆議院国土交通委員会のモーターボート競争法改定審議の中で場外舟券売場設置手続きと設置基準についての論議がされています。設置手続きでは地元住民の意思は反映されるように十分に調整することの必要性と民主的な手続きが大事であることが確認されています。ミニ場外(オラレ)の場合住民自身の手で署名がされていることから考えて設置してほしくないという意思ははっきりしているといえます。
設置基準についても「文教上又は衛生上著しい支障をきたすおそれのないこと」と定めています。この点について富士原政府参考人が「今後位置基準の運用に当たりましては、従来の運用を変更するつもりはない」と答弁しています。
その点からいっても同じ敷地の中で図書館が存在するということは元々この場所に設置をすることが無理なのです。さらに先ほど申しましたように通学路であること。近くに他の文教施設があること,医院も中学校よりうんと近い場所にあることなどを考えると、これまで示されてきた位置基準からかけ離れています。
以上申し入れるものです。
投稿者 はねだ鉱造 : 2007年05月15日 14:44
コメント
場外舟券売り場問題につきまして我々住民の意見を行政機関にお伝えして頂きましてありがとうございます。
個人の力はとても小さいものですが、それが集まり的確な方向にベクトルを向ければよい結果をもたらすと考えております。
今後とも宜しくお願いいたします。
投稿者 立藤国広 : 2007年05月29日 00:03